夕方、母とワンコ達と4人でお散歩に出掛けました。
色んな用事を済ませてからのお散歩だったので、日が暮れて辺りは真っ暗でした…。
実家まであと1キロ弱になった時、悲劇が起こりました。
私達の少し前を、ダルメシアンを連れた方がお散歩をしていたのですが、首輪のしめ方が甘かったのかするりと首輪を抜け出し、たくとモカの所へ一目散に走ってきました。
余りに突然の出来事に、私も母もなすすべが無く呆然と立ち尽くしていたその時、モカがパニックを起こして私の手を振りほどいて駆け出して行きました。
モカはまだ生まれて9ヶ月…。
実家に来てからそんなに月日が経っていない。
二人手分けしてモカの駆け出して行った方向を一時間近く探しましたが、どこにも見当たらない…。
もし、車に跳ねられたら…
もし、リードが植木に引っ掛かって動けなくなって寒さに震えていたら…
と、狂ったようにモカを探し続けました。
その時、一台の車が私の目の前に止まりました。
室内灯がつき、目を凝らして中を見るとダルメシアンの飼い主さんと母の姿が…。
母はモカを探しつつ懐中電灯を取りに実家に戻ったらしいのですが、玄関前にモカが座っていたそうです。
そこへモカの安否を心配したダルメシアンの飼い主さんが車で通りかかったので、私が探している場所まで送ってもらったとの事。
その話を聞きつつ、安心のあまり涙が流れました。
何事もなくモカが帰ってきてくれて本当に良かった。
今モカは今日の疲れの為かぐっすりと眠っています。
暖かいお部屋で、怖いものの居ない安心できる場所で、今夜はゆっくりとおやすみ。
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